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PyCon JP 2018で登壇してきました #pyconjp

こんにちは。@nissy0409240です。

早速ですが、PyCon JP 2018で登壇してきました。
また、チュートリアルセッション「動かして学ぶ、はじめてのPython」のTAと
サンプルコードの作成(一部)を担当致しました。

今日は上記の内容について簡単に振り返ってみます。

登壇について

まず、そもそもの話ではありますが、
今回お話したテーマが採択されるとは思っていませんでした。
今までいくつかのカンファレンスで自分が聞いてきた話とは毛色が違う内容だったこともあり、
採択された時には嬉しさ以上に驚きの方が大きかったのも事実です。

また、発表時に扱う内容の取捨選択にはかなり注意を払いました。
これは、世に出して良い内容か否かという側面以上に
「何を伝えたら聞きに来てくれた方のためになるか」
という観点で無茶苦茶悩んだということの方が大きかったです。
伝えたい内容や自分が行った内容、自分が推したいポイントは山ほどあり、
それらを限界まで書き出してから削る。
一度納得したつもりでも、次の日には納得出来なくて何回もやり直す。
正直、発表内容を考えるだけで途方も無い時間を使い、
スライド自体は延べ三日で作り上げたというのが実情です。

さながら漫画原作の映画の脚本を書いては見たけれど、原作の全てを表現仕切れず
苦悩するといったようなことだったように感じます。
しかし、その漫画原作のような全体像が見えているのは実は私だけだと気付いた時、
一気にスライドの構成が頭に浮かび、完成したことを昨日のように思い出します。
どこかで吹っ切れたというか、全てを細部まで伝えるのは無理だと
気付いたことがきっかけだったように思います。

と、ここまで書いた後では読みたくなくなるかもしれませんが発表資料です。

speakerdeck.com

そんな調子でしたので発表練習はそんなにはやっていませんでした。
ですが「聞きやすい」「発表自体上手い」という感想を頂けたのは望外の喜びでした。
元々、朗読系の何某で褒められることも多い人生でしたので運が良かった。
それに尽きるような気もしています。

そんなこんなで迎えた本番でしたが、
会場のキャパギリギリまで人が来てくれたのは本当に嬉しかったです。
百人くらいのキャパでしたので空席覚悟で当日臨んでいました。
あの光景は今でも目に焼き付いています。
また、発表後の質疑応答の時間で沢山の質問を頂いたのは幸せな瞬間でした。
後から振り返ると、発表している時間より楽しかったです。
発表中より素の状態で話していたようにも感じます。
Twitterハッシュタグ付きで呟いてくれたかたもありがとうございました。
実際、セッション中に答えきれなかった話にも答えさせて頂き勉強になりました。

チュートリアルセッションについて

今回、チュートリアルセッション「動かして学ぶ、はじめてのPython」のTAと
サンプルコードの作成(一部)を担当致しました。

担当したセッションが初心者向けセッションということもあり、
上記の発表とリンクして準備を進めることが出来ました。

Pythonの基礎的な内容だったこともあり、実装面での苦労はそんなにはありませんでした。
強いて言えば、どの内容を扱うかやどんな環境でも対応出来るかについては注意を払った内容ではありました。
Mac環境で動くからといってWindows環境では。。。
というやつですね。

そんな内容にも注意しながら作成したサンプルコードがこちらです。
(最後にリポジトリにプッシュしたのは私ですが準備段階ではメンバー全員で手分けしながら準備を進めていました)

github.com

まとめ

今回、ただ聞くだけではない立場で初めてカンファレンスに参加しました。
月並みな言い方ではありますが本当に良い経験になりました。
緊張で直前のセッション聞いてる状況じゃなかったり、
ツイート追うのが嬉しくて直後のセッション聞いてる場合じゃなかったりもしましたが、
本当に登壇して良かったように感じます。
諦めなくて良かった。その一言に尽きます。
来年も登壇出来るように頑張っていこうと思います。
そのためにも登壇に見合う成果を出していけるよう努めて行きたいと考えています。
関係各所の皆様、本当にありがとうございました。

おまけ

こちらのエントリーも書いていたりします。
その影響もあり、こちらのエントリーでは僕個人にフォーカスしがちな書き方になっています。
こちらもどうぞよろしくお願い致します。
blog.brainpad.co.jp